Moms information

助産院のすすめ

母乳育児の身近なサポーター「助産院」

助産院では、赤ちゃんは母乳で、というのが基本ポリシーです。
そのためにどんなサポートをしているのでしょうか。

入院中におっぱいレッスン

すぐにおっぱいが出ないのは当たり前。 一日に何回も授乳して、だんだんと“お母さん”に。

「赤ちゃんが生まれたからといってすぐにおっぱいが出るわけではありません。 とにかく赤ちゃんに吸ってもらうこと、特に最初の5日間が大切なんです。 2〜3日目になって出てくる人、あるいはもう少し時間がかかる人など個人差はありますが、 誰もが退院までに家で安心しておっぱいをあげれるように、ここでたくさん練習してもらいます。」と助産師さん。 母子同室なので○時間おきなど関係なくいつでも赤ちゃんにおっぱいを吸わせることができます。

お母さんによって、おっぱいの大きさも乳首の形も違います。 赤ちゃんの口の大きさもいろいろです。 どうしたら無理なくラクに授乳できるか、親子の様子を見ながら、一人一人に手を添えて教えていきます。 お母さんたちも一日に何回も授乳しているうちに、コツをおぼえ、「だんだんとお母さんになっていくんですよ」と産科医。

先生は最初に、お母さんに言うそうです。 「ここには、ほ乳びんはありません。赤ちゃんにはお母さんのおっぱいしかないんですから」。 お母さんは、もう、何が何でも、おっぱいを出すしかありません。 そして「人間はほ乳類だから、おっぱいは必ず出るようになっているんです」とも。 「ここでは、ことさら母乳育児を、なんて言いません。お母さん方も特別に意識しないで、ごく当たり前のようにおっぱいをあげていますよ」と先生は言います。

退院後もずっと見守っています

母乳育児にはさまざまがトラブルがつきもの。 困ったら専門家に見てもらいましょう。

とはいっても、家に帰ってから、泣いてばかりいるのはおっぱいが出ないからではないか、周囲からミルクを足しなさいと言われた、 張ってしまって痛い、乳首が切れて痛い…、といろいろな悩みやトラブルが発生します。 「電話もよくかかってきますし、今から行ってもいいですか、と言って駆け込んでくるお母さんもいます。 必要に応じて手当てしたり、アドバイスしたり。話を聞いてもらえただけで安心した、というお母さんもいますし、 時にはここで出会ったお母さん同士で情報交換をしたりおしゃべりの場になることもあります」。 病院で出産した後におっぱいの相談に来て、次の赤ちゃんを助産院で産んだお母さんもいます。 「母乳で悩んだり困っていることがあるのなら、少しでも早く、信頼できるおっぱいの専門家を見つけることです。 近くに助産院がない場合は、最寄の保健センターなどに問い合わせると助産師さんを紹介してくれます」と先生はアドバイスします。

Moms information

ママたちのおすすめ

  1. 無料アクセス解析
inserted by FC2 system