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〜3歳代

個性がはっきりとしてくるころ。「なぜ?」「どうして?」が増えてきます

おしゃべりが上手になり親子のコミニケーションが楽しくなってきます。
友だちとかかわって遊んだり、集団の中にいる子どもの姿から、おのずと個性や特性が見えてきます。

親の手伝いをしたがったり思いやりの心も育ってきます

歩行や言葉の使い方など、人間として基本的な機能がだいたい整ってきます。 両足をそろえなくても交互に足を出して階段を上り下りできる、少しの間片足立ちができる、でんぐり返しができるなど、 バランス感覚が必要な複雑な動きもできるようになり、早い子はスキップらしき動きも。

また、親に喜んでもらえるのがうれしくてお手伝いをしたがります。 具合が悪いときに「大丈夫?」とやさしく声をかけるなど、思いやりの心も育ってきます。 ペットをかわいがったり、花に水をやるなどを喜んでするのもこの年代くらいからです。

この年代で800〜1000語ほど言葉を身につけるといわれますが、言葉の数が増えていくだけ、考える力がついてきます。 「明日は遠足だからうれしいな。お弁当は何かな?」など言葉を順序だてて組み立て、長めの会話もできるようになります。

「なぜ?」「どうして?」が増えてきます

自分を取り巻く世界への認識が広がり、存在のあり方や、物事のしくみや変化に興味をもってきます。 雨の日に窓の外をじっと見ていたかと思うと「どうしてお水が空から落ちてくるの?」「風はどこから吹いてくるの?」 などと、大人を戸惑わせるような質問をしてきます。 このように「なんで○○なの?」「どうして○○になるの?」といった原因と結果を結びつける質問が増えてくるのが 3歳代の大きな特徴といえます。

個性や体験の違いがはっきりとしてきます

自己コントロールがついてきて、言葉で説得すると聞き分けられるようになります。 「ここで騒いだら恥ずかしい」など自分を客観視したり、「今はまだできないけれど、大きくなればできる」など 先の見通しをもって、欲求をコントロールすることもできます。 その一方で、思いが強いと「だって○○なんだもん」と口答えしながら、通そうとする面もあります。

「秩序」を認識し始め。なかには「大人がそんなことしたらおかしい」など大人顔負けの指摘をする子もいます。 また子ども同士の遊びでは「○○ちゃんがやったら次は○○ちゃん」などリーダー役が仕切って遊びのルールをつくり、 みんながそれに従って楽しく遊ぶことも出来ます。 このころから「リーダー役」「身長なタイプ」など、子どもの個性が見えてきます。 また「お兄ちゃんといつもやり合ってるので打たれ強い」など、これまでの経験による性格の違いも目立つようになります。

親のかかわり方のポイント

★子どもができることは、どんどんお手伝いをさせましょう
お手伝いをしたがるようになります。 1〜2歳代のお手伝いは遊びでしたが、この年代はそれだけでは満足できません。 ちゃんとママの役に立っていると思いたいのです。 レタスをちぎる、食器を下げる、洗濯物をたたむなど、子どもができることはなんでもさせましょう。 もちろん上手にできないこともあり、かえって手間がかかることもありますが、そこは目をつぶりましょう。 そして最後に「ありがとう、ママ助かったわ」のひと言を忘れずに。

★子どもの個性を尊重し、やりたがることをさせてあげて
友だち同士で遊ぶ機会が増えると、1人1人の個性が見えるようになります。 「外遊びが好きで、なんでも挑戦する子」「運動は苦手だけど、何かを観察するのが好きな子」など、個性はその子らしさでもあります。 親は子どもの個性を尊重して、子どもがやりたがることはなんでもさせてあげましょう。 こうなってほしいと理想はあるかもしれませんが、子どもが嫌がることを強制してはいけません。

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