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歯磨き

歯磨きは、無理強いせずに楽しい時間にしましょう

歯磨きは虫歯を予防するために大切ですが、嫌がる子も多いもの。
口の中を清潔にする気持ちよさを伝え、楽しく歯磨きができるように少しずつ慣らしていきましょう。

食後に口の中を清潔にする習慣から始めましょう

乳歯は、表面のエナメル質が薄くてもろく、磨きにくい形をしています。 このため、永久歯に比べて虫歯になりやすく、虫歯になると進行も早いですから、しっかり歯磨きすることが虫歯予防には欠かせません。

でも「今日から完ぺきに仕上げ磨きしよう!」と意気込んでも、なかなかうまくいかないことも。 子どもの育ちは、連続した流れの毎日ですから、ある日突然に新しい習慣を始めるのは、とても難しいことなのです。 とくに歯磨き(仕上げ磨き)は子どもが嫌がる要素が多く、押さえつけて無理やり磨いていると、歯磨きがとても嫌なことになってしまいます。

葉が生え始めたら、口の中を清潔にする習慣をなるべく早めにスタートして、少しずつ歯磨きにも慣らしていくようにしましょう。 たとえば食後に麦茶や水を飲むことや、親が歯磨きをする姿を見せて、「食べたあとに、口の中をきれいにすると気持ちがいい」ことを伝えます。 普段の遊びの中でも、歯磨きの絵本を見たり、ぬいぐるみで歯磨きごっこ、ゴロンとあお向けになる遊びなど、歯磨きに親しみが持てるような動きをして、 仕上げ磨きの姿勢や、歯ブラシの感触にも慣らしていきましょう。

仕上げ磨きは上下の4本の前歯が生えたころから始めます

仕上げ磨きは、上下4本の前歯が生えそろうことから始めて、最低1日1回は、しっかり磨くようにしたいもの。 奥歯も生えてくると虫歯リスクが高くなりますから、それまでに徐々に慣らしていくつもりで、親も、過敏な歯ぐきに気をつけるなど痛くない 仕上げ磨きのコツをマスターしていきましょう。 親と一緒に、自分で楽しく歯を磨いたあとの仕上げ磨きを習慣にしていきます。 4歳くらいになると、ある程度、自分で磨けるようになりますが、小学校低学年までは親の仕上げ磨きが必要です。

口の中を清潔にする習慣をつけましょう

歯が生えそろってきてから、いきなり仕上げ磨きを始めようとしても、嫌がられてしまいがち。 なるべく早い時期から「口の中をきれいにするのは気持ちがいい」という感覚を覚えさせ、習慣にしていきましょう。 食事やおやつのあとは、「お口の中をきれいにしようね」と声をかけ、麦茶や水を飲ませて、口の中や歯についた食べカスを落とします。 飲んだら「きれいになって、気持ちがいいね」と声かけしましょう。

口のまわりや口の中は感覚が敏感。 まずは、ママの指でそっと唇に触れるなど、遊びやスキンシップとして、口のまわりに触れられることに慣らします。 慣れてきたら、上唇をめくりあげて歯を見て、そっと歯ブラシを当てることから始めます。 歯ブラシを嫌がるときは、清潔なガーゼをママの指に巻きつけ、歯をふいてあげて。 寝る前など、1日1回はケアをして、「きれいにすると、気持ちがいいね」と伝えていきます。 子どもは、親のまねが大好き。 親が歯磨きする様子を見せて、食後や寝る前などに歯磨きする習慣を伝えていきましょう。 子どもが「やってみたいな」と思えるように、楽しくするのがコツです。

自分で歯ブラシを持ちたがるようになったら、子ども専用の歯ブラシを用意しましょう。 今は正しい磨き方を教えようと先走らず、好きなように口に入れさせて、歯ブラシが口の中に当たる感じや毛先の感触などに慣らしていきます。 歯ブラシを口に入れたまま歩き回ったりすると危険なので、必ずそばについていましょう。

歯磨きごっこをしたり、鏡で子どもの歯を見せて歯に興味を持たせたり、仕上げ磨きがしやすいあお向け姿勢に慣らすために、「ママのおひざにゴロン」 なども遊びの中で体験させて、少しずつ歯磨きをする気持ちをつくっていきましょう。

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