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〜2歳代後半

強く自己主張しますが、感情をコントロールすることを少しずつ覚えていきます

なんでも「イヤ」と言ってきたのが、先の見通しをもってだいぶ聞く耳をもてるように。
自分でできることも増えてきて、親を困らせることも少しずつ減ってきます。

自分でできることが増えてかんしゃくが減ってきます

2歳代前半は、「やる気はありのに、技術が伴わなくてできな」「自立したいのに、まだ親に甘えたい」という葛藤がある時期でした。 それが3歳に近づくにつれて徐々に解決していきます。

その背景には体の発達があります。 この年代になるとますます運動機能が発達してきます。 走ったり、少し高い所から飛び下りたり、自分で滑り台に上って滑り下りてきたり、三輪車に両足で地面を蹴って乗れるようになります。

手先の器用さもぐんとレベレウアップし、防止をかぶる、靴を脱ぐ、スプーンやフォークを使って上手に食べるなどもでき、一連の動作の多くの部分を親のサポートなしでできるようになります。 それで、自分でやろうとしたことができなくてイライラすることも減ってきて、「自分でできる」という気持ちが芽生え、自信がついてくるのです。

知的発達として特徴的なのは、大きい、小さい、長い、短いなどの抽象的なことに興味をもったり、赤・青など基本的な色の区別ができるようになることです。 それで「○○のほうが大きい」「○○の方が長い」と比べっこが好きになります。 また2歳代前半は「りんご」「車」など、物を名前でとらえるだけでしたが、2歳代後半になると、「りんごは赤い」「車は速い」などの属性がわかるようになってきて、物の概念が広がります。 ますますまわりの世界に興味をもち、理解したいと思うようになっていくのです。

譲れないこともありますが、妥協もできるようになります

このころには自分の欲求をよりはっきりと意識できりょうになっているために、「これだけは絶対に譲れない」というものにはとことん固執して、頑固な面を見せます。 ただ、先の見通しがもてるようになってきたことで、場合によっては、「ほかのものでもいいや」「あとでもいいや」と妥協できることもあり、ずいぶん融通がきくようになります。 親に「お買い物が終わったら公園で遊んで帰ろうね」と言われれば、これから後援で遊ぶ楽しいイメージをもって、ある程度ガマンして親の買い物につき合えるようにもなります。

少しずつ友だちづき合いのしかたがわかってきます

社会性が育ってきて、友だちとかかわって遊ぶことが楽しくなってきます。 3歳に近づくにつれて、少しずつ友だちづき合いのしかたがわかってきて、ときにはおもちゃを貸してあげたり、繰り返し言われると「順番」が待てることもあります。 もちろん毎回できるというわけではなく、大人に間に入ってもらうことが必要で、気分によってできたりできなかったりします。

親のかかわり方のポイント

★頭ごなしに言わずに代替案を出して説得して
少し融通がきくようになったものの、こだわりたいことには徹底的にこだわる年代です。 それがかなわない場合、説得するのはなかなか大変なこと。 でも「ダメなの!」と頭ごなしに言っても子どもはますます意固地になるだけ。 むしろ、「こうしてみよう」「これならどう?」と子どもの心に寄り添いながら代替案を出していくといまくいくことがあります。 選択肢を広げてあげることで、子どもなりに折り合いをつけていくことも学べます。

★友だちとかかわる機会を積極的につくってあげて
公園、児童館、子育て支援センターなどに出かけていって、友だちと過ごす機会をつくりましょう。 子どもはお互いの自我と自我のぶつかり合いを経験しながら、相手の気持ちに気づいたり、相手にも要求があることを学んでいきます。 これは人間関係を築く上での基礎となるものです。 そのうち子どもは自分勝手にすると遊びがつまらなくなることや、ルールを守って遊んだほうが楽しいということに気づいていくでしょう。

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