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生活習慣身につけるためのサポート方法

「自分で!」の気持ちを尊重し、達成感を味わわせてあげましょう

生活習慣を身につけるには、1歳代から少しずつステップアップしていきましょう。
発達に合わせたサポートで、子どもの「やる気」を育てていくことが大切です。

自我が芽生える1歳代からスタートするのが理想です

1歳代はひとり歩きや子駑馬の発語など、著しい成長が見られる年代です。 それまで親からの世話をすんなり受け入れていたのに、「こうされるのはイヤ」「こうしたい」と、子どもが「自分の思い」を出すようになってきたら、 そろそろ生活習慣を身につけさせることが必要になる時期だと考えましょう。 また、1歳代は親のまねを盛んにしたがる時期でもあります。 1歳代に芽生える「自分で!」と「まねしてみたい」という気持ちを生かして楽しく誘ってあげると、生活習慣を身につけやすくなります。

まだ言葉で十分にコミュニケーションができないので難しいと思うかもしれませんが、生活の流れの中で、「朝起きたら着替え」「ごはんの前には手洗い」 など、いつも同じように繰り返すことで、子どもは「このときは、こうするんだな」と理解していきます。 そして、そのときの親の言葉かけで、行動に言語が結びついていきます。 言葉だけで教えるのではなく、習慣づけが言葉の発達も促すのです。

「親のまねをする」と「ほめて意欲を育てる」の繰り返しで

生活習慣を伝える基本は、まず親が率先してやってみせることです。 子どもは、大好きなママやパパがしていることに興味を持ち、「まねしたい」と思うようになります。 でも最初から1人でうまくできるなんて期待しないで。 「自分で!」と思ったことがうまくいくように、親が適度にサポートして、少しでもできたことをほめて、意欲を育てていきましょう。 生活習慣の一つ一つは、無理にやらせてイヤなものにしない、ということも大切です。 子どもは、楽しいことなら何度でもやりたがりますから、親は遊び心を持って、楽しくかかわってあげましょう。

また、「○○ができるようになるのは○才ごろ」という一応の目安はありますが、発達のペースには個人差があります。 今、自分ひとりだと何ができて、手伝ってもらうとどこまでできて、どんなにサポートしてもできないことは何かをよく見て、わが子の成長ぶりや 個性に合わせてサポートを変えていきます。

何度も繰り返すことで習慣として身につき、自分なりのやり方を見つけたり、どうすればいいか工夫する力もついてきます。 でも幼児期の間は、できるようになっても、すぐに手を離さず見守ってください。 子どもの気まぐれや、ときには甘えたくなる気持ちも理解して、手伝ったり励ましたり、適度なサポートを続けていきましょう。

ありがちトラブル回避法

★まだできないと思い、ついついやってあげてしまう
「できる・できない」よりも、やらせてみて、ほめることが大切。 子どもが「自分で!」という気持ちを見せたときには、できてもできなくてもやらせてみて、 ほめてやる気を引き出すことが大切です。 子どもが自分でやりやすいような状況をつくって、親が声をかけて待つことも大切。 親にやってもらうのを当たり前にしないで、「一緒にやろうね」など声をかけていきましょう。

★子どもが自分でできずにイライラ、かんしゃくを起こす
「できなかった」という思いを抱かせないようにサポートします。 子どもは、「自分でできる」というイメージを持っていますが、実際は、イメージどおりにうまくできないことが多いころ。 子どもに「できなかった」という思いをさせないようにかかわることが大切。 子どもに気づかれないようにさりげなくサポートし、「できた」「やった〜!」と達成感を持たせてあげましょう。

★教えてもなかなかうまくできず、ママが悩んでしまう
1人で抱え込まないで、子どもの成長を待つことも大切。 生活習慣が身につくには時間がかかるものです。 ママは子どもと接する時間が長いことが多いのですが、うまくいかないことを1人で抱え込んでしまうと大変です。 パパや身近な家族に協力してもらったり、ママ友だちと情報交換したり、育児相談など育児支援サービスも積極的に活用していきましょう。

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