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母乳の疑問Q&A

お答えします!母乳のギモン

ママたちの悩みやギモンの中から代表的なものを先生に伺いました。

Q.片方だけ飲んで満足してしまいます

A.例えば右側だけで終わったら、次の授乳は左側から、というように交互に飲ませてみてください。 あるいは、満腹する前におっぱいを交代させる、という手もあります。 おっぱいは、赤ちゃんの必要量に応じて出るようになっていますから、基本は赤ちゃんに任せること。 一回おきに交互でも、そのつど交互でもよいのですが、そのうち需要と供給のバランスがとれていきます。

Q.乳首が切れて出血しているときも、泣きながら授乳しています

A.乳首が切れてしまったときは、乳首にワセリンなどの軟こうをぬり、ラップフィルムをしておくのがおすすめ。 抱き方や吸わせ方はどうですか。 もう一度確認してみて下さい。 吸わせ方が浅いと切れてしまう原因になります。 深く咥えるように抱いてみてはいかがでしょう。

Q.母乳がつまっているのか痛いんです。どうしたらいいですか?

A.おっぱいの中の乳腺が詰まってしまう「乳腺炎」。 症状はそれぞれですが、母乳がたまってしまう停滞性のものと、ばい菌が入って起こる感染性のものとあります。 基本的には、どちらも母乳を出さないとひどくなるばかり。 赤ちゃんに吸ってもらうのが一番ですが、熱や痛みを伴う場合は早めに助産院などでおっぱいのケアをうけることをおすすめします。

Q.量が足りているかどうかがどても心配です。

A.おっぱいが足りていないのでは、と悩むお母さんは多く、特に最初の1ヵ月は、ほとんどの方がそう思ってしまうようです。 赤ちゃんが泣くのはおなかがすいたときばかりではないのですが、泣くのはおっぱいが足りていないから、と考えてしまうのですね。 また、1回に飲む量も少なく、消化吸収もよいので、授乳の間隔が1時間くらいになってしまうことも心配の原因になるようです。 しかし、この時期は回数が増えるのはごく普通のこと。 こんなに飲んでいるから大丈夫、と思えばよいのです。
 毎日8回以上飲ませていて、おしっこが6〜8回くらい出ていて、うんちをして、肌にハリがあり、元気なら大丈夫です。 もし1ヶ月健診で体重の増え方が少ない場合はミルクを足すように指示されるかもしれませんが、母乳だけでやっていきたいという期も気があれば、 体重の数値だけにとらわれないで、地域の助産師さんなどおっぱいの専門家を見つけて相談してみて下さい。 また3ヵ月くらいになると、授乳間隔もあいてくるし、これまでのように飲まなくなります。 体重の急激な増加が一段落する時期なので飲み方も変わってきます。 飲まないことが気になるようなときも、相談してみてください。

Q.断乳や卒乳の後、おっぱいはどうしたらいいの?

A.もし、おっぱいがまだ張ってしまうくらい出ているのであれば、少しさく乳します。 そのとき、出し切ってしまおうなどと思ってしぼりすぎると、ますます出るようになるので、張りがおさまる程度にしてください。 何度が繰り返しているうちに、体がおっぱいはもう必要ないのだと判断して自然に出なくなってしまいます。 それに、多少残っているお乳は自然に体内に吸収されていくので気にすることはありません。

Q.卒乳後、マッサージをしたほうが次の子どものときによく出ると聞いたけど本当?

A.次のお子さんのことを考えていらっしゃるのでしょうね。 結論から言えば、マッサージは必要ありません。 1人目は出たのに、2人目は出なかった、という話も聞きますが、1人目に出たのであれば2人目も必ず出ます。 母乳を出すためには、とにかく回数をあげることが大切です。 2人目になると上の子にも手がかかるなど、ママには体力的に大変かもしれませんが、赤ちゃんに頻繁に吸ってもらえば必ず出ます。

Q.母乳の栄養分は、1歳過ぎるとなくなると聞いたことがありますが本当のところは?

A.母乳の栄養分がなくなることはありません。 食事をちゃんとさせたいという意味で、そのような言い方をしたのでしょう。 1歳を過ぎると、必要な栄養のほとんどは章句時からとるようになるので、おっぱいは心の栄養になっていきます。 そんなふうに、役割が変わっていくということですね。

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