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〜1歳代後半

「イヤ!」「自分で!」など自己主張が出始める時期です。

だんだん体がしっかりしてきて、歩くのも上手になり、探索行動が盛んになる時期。
危険を避けつつ、子どもがやりたがることはなるべくさせてあげましょう。

探索行動が盛んになっていたずらが増えます

歩行が安定し、長い時間を歩いたり、小走りもできるようになり、親は追いかけるのが大変です。 体を自由に動かせるようになると、ますます探索行動が盛んになります。 おうちの中だけでは満足できず、外へ出ても次から次へと興味が移り、じっとしていません。

手先も器用になり、クレヨンで描いたり、キャンデーの包みをむくなどこまかい動作もできるようになります。 同時にいたずらが増えてくるので、誤飲などの事故予防の対策が必要です。 ただいろいろなことをしたがるのは、子どもの中に発達要求がある証拠。 なんでも「ダメ」ばかりでは伸びる芽を摘んでしまいます。 危険がなければ子どもの好きにさせてあげましょう。

これまでなんでも泣いて訴えていたのが、このころになると、さまざまな表情やしぐさで喜怒哀楽を表現するようになります。 知らない人の前でははにかんだり、やきもちをやいたりと複雑な感情を見せます。 また自我が強くなって、なんでも「イヤ」と自己主張したり、要求を受け入れられないと激しく泣いて抵抗することもあります。 着替えや食事など自分でやりたがることも増える一方、うまくできないとかんしゃくを起こして親を困らせます。

今まで何でも親の言うとおりになっていた子どもが突然扱いにくくなって、戸惑うこともあるでしょう。 でもこの時期きちんと自己主張できることは子どもの心の発達上、とても重要です。 大変ですが、子どもの気持ちを受け止めつつ、上手に付き合う工夫をしていきましょう。

イメージする力がついて遊びの世界が広がります

お菓子のしまい場所を覚えていて、そこを指差して、親に欲しいを訴えるなど、記憶力もついてきます。 実際に目の前にいないことでも頭の仲に思い浮かべることができるので、電話をかける、髪をとかすなど、大人のまねが上手になり、かわいいしぐさをたくさん見せてくれます。 ふり遊びや見立て遊びも上手になり、親も子どもの様子を見ていて思わず楽しくなる場面が増えてくるでしょう。

絵本の内容に興味が出てきて、頭の中にいろいろなことをイメージするようになります。 お気に入りの絵本ができて、一日に何度も読んでもらいたがることもあります。

言葉の発達もめざましく、急に単語が増えて、「ワンワン、きた」「パパ、あっち」などの二語文を話す子もいます。 2歳近くになっても単語しか出ない子もいますが、これは個人差なので気にしなくても大丈夫。 親がたくさん話しかけてあげたり、伝えようとする子どもに「○○だね」と答えてあげるなど、ていねいなかかわりをしていれば、言葉の数は増えていきます。

親のかかわり方のポイント

★危険なことや人に迷惑なことはやめさせましょう
子どもがやりたがることは、なるべてさせてあげるのが基本ですが、危険なことや人に迷惑をかけるときは、やはりやめさせなければなりません。 「ダメ、アチチよ」など、短い言葉と親の真剣な表情や雰囲気で伝えていきましょう。 この年代は1回や2回伝えてもまた同じことをくりかえすので、そのつど繰り返し伝えていくことが大切です。 それでもなかなかやめなかったら、その場から外へ連れ出したり、ほかの遊びに誘うなどして、気持ちを切り替えましょう。

★「自分で!」の気持ちを大切に育てましょう
「自分で!」は自立への第一歩。 その気持ちを大切にしましょう。 ポイントは子どもが「できた」という達成感を味わえるようなサポートをしてあげることです。 たとえば子どもが自分でトレーナーから頭を出そうとしていたら、さりげなく裾を少し引っ張ってサポートしてあげましょう。 そして子どもの頭が出たところで、「やった〜!できたね」とほめてあげると、子どもは大満足。 きっとまたやる気になるでしょう。

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